1 試験片

K熱電対 アルメル・クロメルφ0.05mm

2 使用機器 HSW-03 スポット溶接機
3 使用電極 HSW-TC1(熱電対ピンセット電極)、HSW-EB1棒状電極
4 機器設定 HSW-03機とHSW-TC1電極を用いて、アルメル線とクロメル線を溶接した後、棒状電極上に置いた小ネジに熱電対を5.4V、80μSで溶接いたしました。HSW-03機の代わりにHSW-02A+HSW-PC1でも同様に溶接可能ですが、設定値が読めるHSW-03を使用しました。
5 溶接状況 電極としては製品として存在するものを使用し、低倍率の実態顕微鏡下で作業をいたしました。今回は棒状電極上でニッケル0.25mm厚を用いて小ネジを押さえましたが、溶接ポイントの精度をあげるならば、小ネジをしっかり固定するような電極を作成すべきでしょう。熱電対は軽く引いて外れなかったのでよしとしましたが、電極圧力と電圧等を調節することによりもう少し良い状態で溶接できるかも知れません。
6 写真 PSW-TC1電極を使用溶接部を実体顕微鏡で拡大した写真
テスト実施年月:平成23年11月