バッテリータブ溶接の”コツ”

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ニッケルバッテリータブを溶接する際に、+側の電極がニッケル板に溶着してしまい、バッテリーに溶接できないことがあるとの電話を頂きました。ニッケル板は0.15tでHSW-02Aをご使用ということで押し付け圧力や通電時間の設定も問題ないようでした。電極について状況を伺ったところ、電極の先端は鉛筆状に尖らせているとのお話でした。 <解決方法についてのアドバイス>  電極先端の形状を鉛筆状(鋭角)にした場合、電流が一点(小面積)に集中し、また、目視もしやすいのですが、電極自身の放熱が問題になります。電極の先端で発生した熱が逃げにくいので電極先端温度が上がってしまい電極がニッケル板に溶着しやすくなります。  電極先端の形状を鈍角、可能ならば半球状に加工し、熱を電極内に逃げやすくしてください。

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