YokodaiJP製溶接機は、小さく,細く,薄い金属の溶接を机の上で手軽に行う事を得意としています。また、小型軽量なので持ち運んで現場で使用することも容易です。 【溶接可能な金属1】「小さく」「細く」「薄い」は0.005mmから3mm程度です。溶接する相手側は50mmのように厚くても殆どの場合可能です。 溶接可能な主な金属は、容易な順に、ステンレス,ニッケル,鉄,インコネル,チタン,アルミ,銅です。このほかにも電気伝導度がこれに近ければ溶接できる可能性があります。最後にあるアルミや銅は、0.1mm程度の薄いものに限られます。大雑把にお話しましたが、必要とされる溶接強度や溶接点の数、表面の状態などによっても変わります。写真左は白金0.25mm+白金0.05mm、写真右は0.3mm厚ステンレスです。詳しくは溶接データベースをご覧ください。 |
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【溶接可能な金属2】「小さく」「細く」「薄い」は0.005mmから3mm程度と書きましたが、これを溶接する相手は、大きく、太く、厚いものも可能です。 鋼ブロック(S50C,SS400,SKD11)と0.45mm銅線 、t0.5シム板を、金型に溶接した例を示します。 詳しくは溶接データベースをご覧ください。 |
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【電極によって広がる溶接可能性】 溶接対象を上下から挟めなくても、片側から電極を当てることで溶接可能になるバッテリータブの溶接(写真左)。アルミフォイルを何枚も重ねて、直線状に溶接する場合(写真右)。 |
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【絶対に不可能な溶接】 (1)材質で、”電気を流さない物” ・・電気が流れないので発熱せず溶かせません。 (2)電気をとてもよく流す金属 ・・金や銅は電気抵抗が少ないので発熱にくいのです。 しかし細く、薄ければ溶接できます。 (3) ”共に厚く大きな金属をしっかり溶接する事” ・・例えばステンレス製の門扉をなおすとか、 自動車のアルミボディーを溶接したい場合です。 TIGなどガスも必要な大型の溶接機をどうぞ。 【しかし】 (1)ステンレスの金網をプラスチックに接合できます。 ・・金網を加熱して、プラスチックが溶けるからです。 |