白金,チタン,モリブデン,コバールなどの金属も、ステンレスや鋼と並んでスポット溶接しやすい素材と言えます。 |
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白金線 ・ 銀 Platinum wire and Silver |
機種 |
Pt箔0.8t
- Pt線0.5φ |
Pt線0.3φ
- Pt線0.3φ |
Pt線1.0φ
- Pt線0.3φ |
Pt線1.0φ
- Pt線1.0φ |
Ag合金箔0.1t
- Pt線 0.5φ |
HSW-01A |
△ |
△ |
△ |
× |
評価中 |
HSW-02A |
◎ |
◎ |
◎ |
× |
◎ |
HSW-03 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
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Ag合金箔0.1t- Pt線 0.5φ
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【電極】 0.3以下は熱電対溶接ピンセット(HSW-TC1)、
0.3mm以上は溶接ピンセット(HSW-W2) 推奨
太さにより棒状電極と溶接ペンでも溶接可能
【評価】 手で引っ張り箔が破れない範囲の力に耐えた
場合 ◎ を与えます。 |
Pt箔0.8t- Pt線 0.5φ
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【電極】 平板電極(HSW-FB1)上にワークを置き、溶接スティック(PSW-P2)電極を使用しました。
【評価】 ◎ |
白金,銀も薄く細い素材は、比較的容易にスポット溶接することができます。 |
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チタン Titnium |
チタン線 + チタン線
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機種 |
Tit棒1.5φ
- Ti棒1.5φ |
Tit棒2.0φ
- Ti棒2.0φ |
Tit棒3.0φ
- Ti棒3.0φ |
HSW-01A |
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HSW-02A |
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HSW-03 |
◎ |
◎ |
◎ |
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チタン線はステンレス線や鋼と同様、スポット溶接可能です。 |
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チタン板 + チタン板
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機種 |
Tit板0.1t
- Ti板0.1t |
Tit板0.3t
- Ti板0.3t |
Tit板0.5t
- Ti板0.5t |
HSW-01A |
◎ |
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HSW-02A |
◎ |
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HSW-03 |
◎ |
◎ |
評価中 |
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チタンはステンレスと同様、確実にスポット溶接可能です。 |
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モリブデンペレット+熱電対 Molybdenum snippet
+Thermocpuple
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8mmφ3tモリブデンペレットに、心線径0.3mmのK熱電対とT熱電対を溶接しております。 0.2φE熱電対も溶接可能でした。
【使用機器】HSW-02A機,パワーコントローラ(HSW-PC1)
溶接スティック(PSW-P2),棒状電極(HSW-EB1) |
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コバール+インバ-材 Kovar film
+ Invar film
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0.1t kovar + 0.1t
invar 63.5Fe-36.5Ni
【使用機器】HSW-02A機、溶接スティック(PSW-P2)
棒状電極(HSW-EB1)
【極性】(+赤)PSW-P2(電極)→インバー材→コバール材→HSW-EB1(-青) |
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コネクタ + 各種リード線 Connector + lead wire |
機種 |
K熱電対 0.65 |
K熱電対 0.3
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SUS線 0.5 |
銅線(0.25) |
銅線(0.45) |
抵抗(リード線0.43) |
HSW-01A |
× |
○ |
△ |
× |
× |
× |
HSW-02A |
○ |
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
HSW-03 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
評価中 |
評価中 |
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コネクタに溶接
(第一工業 57-30240) |
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【注】
【電極】 熱電対用ピンセット電極(HSW-TC1)を使用
【評価】 1点で溶接し、剪断方向に引張荷重をかけた評価(電池に準じる)
溶接可能ですが、電極をカスタマイズする必要を感じました。
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シリコンゴムヒーター+ニッケル板・銅線・ステンレス線 Heating wire |
機種\直径・厚mm |
ニッケル0.15t |
ステンレス線 0.45φ
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銅線 0.4φ |
HSW-01A(端子) |
× |
× |
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HSW-02A(端子) |
◎ |
◎ |
× |
HSW-03(端子) |
◎ |
◎ |
評価中 |
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坂口電熱 Sil200 外径2.5φ 200Ω/m
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表の中で使用する記号の意味
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【溶接強度 ◎○△× 記号の意味】
板材の場合、ほとんどの場合2点で溶接を行って評価します。
◎ |
・十分に機械的な強度が得られる状態で、金属片同士なら20kgf程度の荷重に耐えられるます。
・また、電池やラグの場合は、5kgf以上耐えられる状況で◎を付してあります。 |
○ |
・◎ の半分程度しか強度がない状態です。電気的にはしっかり接合しております。
・
十分とはいえませんが、用途により使用可能な状態です。 |
△ |
・電気的に接合するも、溶接部を指先で比較的容易に剥離可能です。
・2m程度の高さから、コンクリートの床に落としても剥離することはないが、継続的に3kgfまで耐えられなかったものに与えております。
・
用途としては、ロー付けを行う場合の仮固定や、電気的な接続が必要だが力のかからない部分の一時的な接合を想定しております。 |
× |
溶接できない。若しくは 1mの高さからコンクリートの床に落として剥離した場合に与えております。 |
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