HSW-N6425F/HSW-N64 (ニッケル板)を用いたタブ溶接
ここで使用しているニッケル板は(幅)6.4mm ×(肉厚)0.15mm |
1

材料を用意します。この時ニッケルタブと電池をスコッチブライトなどで磨きます。 |
2

ニッケルタブに切り込みを入れます。 |
3

このように電極をあてます。 |
4

仕上がりはこのようになります |
5

スポット数を増やすことで、抵抗を低減させます。 |
6

電池に大電流を流す場合に幅広・肉厚タブの利用は効果的です。 |
|
|
HSW-01Aでは、パワー不足のため厚手のニッケル(HSW-N64)の使用は困難ですので、大電流に対応させるには薄手(HSW-N12)を複数枚利用し、出来るだけタブ部分の抵抗値を下げるようにしてください。 |
1

ニッケルタブや電池の表面をスコッチブライトなどで磨くことで酸化膜を除去します。 |
2

ニッケルタブに切込みを入れます |
3

溶接ペンの当て方 |
4

仕上がりはこのようになります |
5

同じ要領で複数枚溶接してください |
ほぼこの方法で全てのコラム電池と、幅広・肉厚タブの溶接に対応できます。また、切り込みは、溶接を確実にしますが、組みバッテリーの性能に影響は与えません。

|
【ペルチェ効果】
ほとんどの場合、(-)電極側ではペルチェ効果により吸熱反応が発生しますので、(+)電極側に比べて溶接が弱くなります。 (-)極側のタブが溶接しにくい場合は、+極と-極を入れ替えて再度溶接をしてみてください。 |
多くの金属種の詳細事例があります
|